-Vol.7- 泳ぐのをやめてはいけない
これは、プールで有酸素運動を頑張れという意味ではなく、本気で目的地に辿り着きたいなら歩みを止めてはいけないという意味です。
泳ぐのをやめてしまうと沈んでいくように、人間は歩みを止めると停滞ではなく衰退していきます。
よく耳にする言葉ですが、現状維持は衰退なのです。
自分では現状維持のつもりでも、気付かないレベルでゆっくりと確実に衰退しています。
例えばダイエットでは、20代から30代にかけて食事内容を変えずに維持していたとしても、30歳前後でホルモンや基礎代謝量が減少し、脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。
「昔より太りやすくなった」、「昔は簡単に痩せられたのに」など、貴方も1度は思われたことがあるのではないでしょうか?
何も対策をしないと、現状は維持するどころか、どんどん衰退していきます。
「今年中に-10kg」、「昔履いていたジーンズを履く」など、目的地を設定したら、そこまで泳ぐのを止めてはいけません。
疲れたら休むのは構いませんが、その時も立ち泳ぎをして下さい。
トレーニングを休んでも、食事でチートデイを入れても、頭は常に動かして泳ぎ出す準備をしておいて下さい。
「やりたくないからやらない」、「食べたいから食べる」など、本能のままに行動するのではなく、「今日チートデイにしたから、明後日まで糖質を控えよう」と頭でしっかりと次の対策まで練って下さい。
そうすることで、罪悪感も減るので、結果ストレスからくる過食も防げます。
目的地を決めたら、あとは最短コースでも遠回りでも構いません。
ただ、遠すぎると途中で力尽きてしまうので、あくまで貴方が頑張って泳いでいける目的地です。
あとは、ゆっくりでも泳ぎ続けるということだけです。
間違っても、目的地に向かっている最中に、流れに身を任せて漂ってはいけません。
なぜなら、流れに身を任せていて目的地に辿り着くことは、運良くあったとしてもほぼ不可能に近いからです。
目的地が定まっていない場合であれば、流れに身を任せながら、目的地を探すということは方法の1つではあると思います。
または、目的地に向かいながら、途中で目的地を変えることも構いません。
大切なのは、いついかなる時でも動く、そして考えること。
そうすれば、必ず目的地に辿り着けます。
周りに合わせず、貴方のペースで構いませんので、目的地だけは決して見失わずに泳ぎ続けましょう。
そして願わくば、その道のりが貴方に気付きと生きがいを与えてくださいますように。
Words of diet are life‼︎
『ダイエットの言葉は人生だ!』